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シアトル二日目、今回の渡米の目的であるジェット機購入のため、ボーイソグ社に向かう。
応接室に案内され、商談が始まった。 「ヨウコソ、マタノサマ、オマチシテオリマシタ、ワタシノ名前ハ、ジョンデス」 「よろしくジョン、さっそくだが、ジェット機をくれ」 「サイズハ、イカガナサイマスカ? 大中小アリマス」 「日本の住宅事情を知ってるだろ? 小でいいよ」 「デシタラ、737型ガオススメデスゼ、ダンナ」 「いくらだ?」 「1億ドルデス」 財布からクレジットカードを取り出しジョンに渡すと、彼は奥の部屋に消えていった。 さすがに1億ドルの現金を持ち歩くのは無理だ。 カードを持ってきておいてよかった。 しばらくすると、ジョンが戻ってきた。 「アノォ、ダンナ、タイヘン申シ訳ナイノデスガ……」 「どうした?」 「カードノ限度額ガ50万円マデノヨウデシテ……」 !!! しまった! オレとしたことが! 旅先で落としでもしたら大変だと、このときばかりは、いつも持ち歩いているブラックカードを、自宅の金庫の中に置いてきてしまったのだ。 PR |
先週、アメリカのシアトルにジェット機を買い付けに行ってきたのだが、さすが‘アメリカンサイズ’というだけあって、あちらではなにもかもが馬鹿デカい。
ホテルの部屋に入り、とりあえず喉の渇きを癒そうと、コップに水を溜めて飲もうとしたら、ついうっかり足を滑らせて、コップの中に落ちてしまった。 あわててコップの縁に手をかけて這い上がろうとしたが、早く水を飲みたい一心で、あまりコップに水を溜めなかったのが災いした。 水量が少なくて、コップの縁まで手が届かないのだ。 コップの中でばしゃばしゃともがきながら、大声で助けを呼んだところ、同室で宿泊するユハニがすぐに気付いて、ロープを下ろしてくれた。 このロープも土俵のしめ縄ぐらいの太さは、あったんじゃなかろうか。 あとで聞いたら、たまたま部屋の前の廊下を通りかかったご婦人が、機転を利かして頭からヘアゴムを外し、ロープ代わりに貸してくれたのだそうだ。 一息ついて、街を散策することに。 ホテルの部屋を出て、エレベーターに乗ると、ボタンもスネアドラムぐらいの大きさがあって、押すというより、相撲のツッパリのように叩きつけるぐらいの勢いがないと、びくともしない。 まったくホテルの外に出るだけで、かなりの体力を消耗させられる。 やっとのことで街に出て、ぶらぶらと歩いていたら、カフェ店内で母親に連れられた子どもが、腰の辺りからなにかをちぎっては、熱心に口に運んでいる光景が目に入った。 よくよくみると、ベーグルの真ん中の穴から自分の頭を通し、まるで浮き輪のように腰の位置で支え、少しずつちぎりながら食べているのだ。 傍のテーブルの上いっぱいに広がった、単色でやけに分厚い三角形のナプキンは、どうやらハムとチーズらしい。 いやほんと、まるで巨人の国にでもやってきたかのような驚きの連続。 果たして無事、日本に帰り着けるのか? |
KYTSに頼まれ、アメリカにジェット機を買いに行くことになった。
留守中に、車庫証明をとっておくとは言っていたが、万一、買って帰ってきて置く場所がなかったりしたら、たいへんなことになるぞ。 そんなわけで、明日からしばらく日本を離れます。 ヘリコプターの次は、ジェット機。。。 今年はなにかと飛行物に縁がありそう。 |
昨年暮れ、杉並区内でちょっとした騒動があり、朝からヘリコプターが高円寺辺りをブンブンと飛び回っていたことがある。
うさぎのこげさんは、自宅向かいの工事中のマンションの現場監督をしているので、ふだんはリビングの窓越しに現場に向かって指示を出しているのだけど、その日に限っては上空を見上げて、じっとヘリコプターの動きを見守っていた。 どうやら、ヘリコプターに興味を持ったらしい。 そこで、クリスマスプレゼントに、ラジコンヘリコプターを買ってあげた。 以来、こげさんは気が向くと、リビングでラジコンヘリコプターを飛ばして遊ぶようになった。 テレビを観ていると、ちょっとうるさいのだけど。 おかげで向かいのマンション工事は、遅々として進まない。 |